以前の投稿で「災害時の手洗い」をご紹介しました。
今回は「お風呂に入れない時の対策」についてお話します。
断水時も体の衛生に気を付けたいと思う方は多いのではないでしょうか。
もし断水が長期に渡ったら何週間もお風呂に入れないなんてこともあり得ます。3日くらいなら我慢できても、それ以上は痒み等の皮膚症状が出てくる方もいるでしょう。夏場は特に深刻です。
そこで今回の投稿では、断水時でも体を清潔に保つ方法や髪の毛の洗い方をご紹介します。
使用感等も併せてお話ししていきます。
1.身体を清潔に保つ方法
大判ウェットタオル
家庭内防災訓練で使用したのはこちら。
個包装で5年保存がきくウェットタオルです。大きさはフェイスタオルのサイズを想像して頂くといいと思います。
2月の寒い時期だった為ストーブの前で暖を取りながら体を拭き拭き。
大きいタオルなので顔から足まで体全体をしっかり拭くことができました。香料やアルコールが含まれていない為、デリケートな部分も優しく拭くことができます。もちろん子どもの肌にも安心です。
おしりふき
赤ちゃんがいるご家庭は、おしりふきが常備してあると思うのですがそれでも代替可能だなと感じました。
おしりふきって・・・。とネーミングから抵抗がある方もいるでしょう。しかし実は、口も拭ける「手口拭き」と「おしりふき」は成分がほぼ一緒。違うのは肌触りくらいなんです。
おしりふきであればローリングストック(普段から少し多めに備蓄しておき、使った分だけ買い足していく方法)もできます。使うかわからない防災用品を沢山備蓄するのは抵抗があるという方にお勧めです。
愛用しているパンパースのおしりふきは厚手で絞ったら水がにじみ出てくるほどの水分量があります。その為こすらなくても汚れをしっかり落とすことができます。また肌触りも非常によく、例えて言うなら、はがれかけのかさぶたやささくれを拭いても、ひっかけてきません。(わかりづらい表現しか浮かばずすみません)
我が家では上で紹介した長期保存できるウェットタオルを2セット用意していますが、足りなくなったらこちらのおしりふきに移行する予定です。
2.髪の毛を清潔に保つ方法
使用したのはこちら。
名前の通り、水を使わずにシャンプー(した気分になれる)ものです。プッシュするとミスト上のシャンプーが出てきます。頭皮と髪に直接吹きかけてマッサージすると、さっぱりして気持ちがいいです。ショートヘアの私は10プッシュくらいでちょうど良かったです。先ほど体を拭いたタオルで髪の毛の水気を拭きとったら終わり。
髪を直接洗っているわけではない為、日ごろのシャンプーと比較してしまうと物足りなさがあります。しかし全く髪を洗えない状況を思うと、これをすることによって頭皮がさっぱりするので十分だと感じました。
水が使えない状況でも身体や髪の毛を清潔に保つ方法をご紹介しました。
肌や頭皮は敏感な方もいらっしゃるので、いざという時の為に自分に合うものを準備をしておきましょう。
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